先に断っておきますが、今からご説明するのは自賠責保険(強制保険)ではなく、
任意保険のお話になります。
私の考えは、自動車保険は必要、車両保険は乗る車によるです。
それでは理由をご説明していきます。
まず自動車保険についてですが、自賠責保険だけでは相手を死亡させた場合、
3,000万円しか支払われません。この額では補償として全く足りず、
そのため自動車保険が必要となります。
続いて車両保険です。
車両保険の保険金額は、契約する車の時価となります。
時価とは同程度の車の市場販売価格のことで、毎年新車価格の約10%減ります。
新車価格100万円の車の場合、5年使用すると車の価値は約50万円となります。
車両保険が必要かどうかの基準は、全損した場合にその損害を許容できるかどうかです。
新車時の全損は損害が大きいですが、長年使用した車の全損は損害が小さいです。
許容できるレベルは人によって異なりますので、よく検討しましょう。
例えばですが、新車時は車両保険を付けて、何年か経過したら解約するなどの方法もありです。
また、自動車保険と車両保険は、代理店型からダイレクト型に変更したり、
契約条件を見直すことでも安くできますので、是非チャレンジしてみてください。