最初に私の考えを言ってしまいますが、積み立て生命保険は不要、
掛け捨て生命保険は、ご自身の置かれた状況によっては必要です。
それでは理由をご説明していきます。
まず積み立て生命保険ですが、途中解約したら損をするというリスクの割りに、
リターンが平均利回り1%弱と低いです。また生命保険という名前ではありますが、
実は投資商品になります。
積み立て生命保険と同様に、長期間にわたって投資をするのであれば、
インデックス投資などより良い商品がありますので、そちらを強くおすすめします。
インデックス投資については、また別の機会にご紹介したいと思います。
続いて掛け捨て生命保険ですが、必要になる場合を考えてみましょう。
1.共働き子なし夫婦
①同時に亡くなった場合
→ 誰も困らない
②一方が亡くなった場合
→ 自力で生活できる
⇒ 以上から、保険は不要
2.片働き子なし夫婦
①同時に亡くなった場合
→ 誰も困らない
②扶養される方が亡くなった場合
→ 自力で生活できる
③扶養する方が亡くなった場合
→ 貯蓄、遺族厚生年金、働いた場合の収入状況によっては生活が困窮
⇒ 以上から、保険は要検討
3.子あり夫婦
⇒ 親が亡くなると子供が困るため、保険は必要
ちなみにですが、住宅ローンは契約者が亡くなった場合、
団体信用生命保険(団信)があるため、お金の心配は不要です。
一般的に、銀行で住宅ローンを申し込む場合、団信の加入が必須条件です。